3月 01, 2019
Q、65歳になった春義さん。 65歳ってどんなですか?(30代女性)
A
1日1日、1年1年の積み重ねで65歳になりました。けれども自身は64歳の時と少しも変わらない。60歳の時とも変わらない。いや、33歳の頃からほとんど変わっていないように思います。皆さんも、いつごろから自分というものを考えましたか? 積み重ねられた時間で65歳にはなるけれど、今の僕自身をつくったのは、両親をはじめ妻や家族、友だち、仕事で出会った人たち、遭遇した様々な出来事です。それらの根本にあるのは命と生きる場所を与えてくれた神様で、僕はすべてに感謝をしています。 さて、この「感謝」という言葉ですが、僕が尊敬する佐々木正美先生に『あなたは人生に感謝ができますか?』(講談社)という著書があります。昨年最も影響を与えてくれた本でした。 65歳はどんな年齢かと問う人は、人生のまとめ…
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2月 01, 2019
Q、児童館に行きたがらない小学1年生。 何かいい方法はありませんか? (30代女性)
A
お母さん、お父さん、まずはお子さんと話をしましょう。「この頃、困っていることや、何か面白かったことあった?」と漠然とした聞き方で、こどもの話をじっくり聞いて下さい。こどもは話したいことが一杯あっても親が忙しそうだと遠慮します。そんな会話の中で児童館のことも聞けたらいいです。面白い遊び道具がないとか、気の合う友達がいないとか、いろいろ出てくるかもしれません。それだけでもお子さんとしては、重かった気持ちが軽くなります。
次に親ができることをいくつかあげてみましょう。1つ目は、児童館の指導員の方と少しでも良い関係を築くことです。指導員のどなたか1人でもいいから名前を覚え、共通点を探して話題にすることです。こどもの社会性は親との良い関係を結んでいる他の大人との間で育ち…
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1月 01, 2019
Q、4歳と1歳のこどもがいます。寝る前に絵本を読みたいのですが、下の子が邪魔をして、上の子に絵本を読めません。何か良い方法はありますか?(30代女性)
A
うーん、これは難しい!1歳のこどもは歩けるようになると、意志をしっかり持ち、なんでもできると思っているようです。また兄弟の上の子がしていることは自分もできると思うし、上の子がしてもらっていることは当然のように要求します。こんな1歳児がいて、4歳のこどもに絵本を読めば、相談者の現状になるわけです。それを承知で良い方法をひねり出してみます。
第1に、絵本は毎日、同じ時間に読む。明日も必ず、◯◯をした後で読んでもらえることが分かるからです。あなたの家では寝る前なのですね。パジャマに着替えた後でとか、歯磨きが終わってからというように誘ったらいいと思います。 第2に、お子さんの座る場所を決めます。あ…
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12月 01, 2018
Q、春義さんが一番好きな絵本は何ですか? (庭しんぶん編集部)
A
嬉しい質問です。答えは、『ぶたぶたくんの おかいもの』(福音館書店)です。 どれくらい好きかっていうと、「ぶたぶたくん」と聞いただけで嬉しくなる。表紙を見ると「やっぱりこれが好き!」と思う。本文の奇妙な始まり方も傑作だと毎回思う。『絵本・子どもの本 総解説』赤木かん子著のおすすめ本400冊余りの中でも、『ぶたぶたくんの おかいもの』は見開き2ページで取り上げる特別扱い。それが僕の自慢という具合でとにかく惚れ込んでいます。
好きな理由は、自分の気持ちが主人公の『ぶたぶたくん』とぴったり重なるからです。「ひとりで おかいものにいける?」というお母さんの言葉に、ぶたぶたくんは、「いけるさ」と答え、初めてのお使いに緊張しながらも意気揚々と出かけるところ、パン屋のおじさんに「かんしん か…
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11月 01, 2018
Q、サンタクロースはお父さんですか? (小学1年生男子)
A
100年後のバージニアへ
はじめに、小学生にぴったりの2冊の本を紹介します。1冊目は『サンタクロースってほんとにいるの?』(福音館書店)、2冊目は『サンタクロースっているんでしょうか?』(偕成社)です。僕の娘が1年生の時、どうしてもサンタクロースに頼みたいプレゼントがあって手紙を書きました。けれどもその日サンタクロースは来ませんでした。娘は来なかったサンタクロースを「次の朝まで待つ」、と言いました。それは1冊目の本に、「来ない家もあるのは、病気の子のところで朝までいたから」とあったのを覚えていたのです。家には1度もサンタクロースが来たことはありませんでした。それでも娘はサンタを待っていたのです。
2冊目の本は100年前にニューヨークに住むバージニアという8歳の女の子が、お父さんに質問し…
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10月 01, 2018
Q、どうして大人は遊ばないんですか?(小学6年生男子)
A
小学6年生の君は、どこで、誰と、何をしている時が「遊んでいる」ことなのでしょう? 1人でゲームするとか、友達とサイクリングに行くとかでしょうか? そもそも「遊ぶ」ってなんだ?
さて、『あな』という絵本があります。主人公は男子で名前は「ひろし」です。書き出しが「にちようびの あさ、なにもすることがなかったので、ひろしは あなを ほりはじめた。」とあり、スコップを持っている「ひろし」が描かれています。ページを開いていくと、黙々と穴を掘っている「ひろし」のところにお母さん、お父さん、妹、友達がやって来てあれこれ言いますが、適当に答えて掘り続けます。「ひろし」は今までやってみたいと思って、やってこなかった穴掘りをやり遂げます。誰かに頼まれて始めたのではありません。やりたいと思ったのはひろし…
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9月 01, 2018
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Q、どうして結婚するんですか? (小学6年生男子)
A
「どうしてセックスするんですか?」ではなくて、「どうして結婚するんですか?」の質問でしたから、すごく難しくて何回も何回も書き直しました。僕が結婚のことを考えたのは、今の君よりももっと後で高校生くらいだったと思います。それは僕の両親のような結婚はしないということでした。こどもの僕から見て両親は仲良く見えませんでした。むしろいつも張り合って、けんかに近い状態でした。父が母を叩いたのを見たこともありました。だからそのように考えたのだと思います。でもそれは僕も結婚するようになると思ったからです。どうしてそう考えるのか。これが今回の質問ではないかと思いました。
僕は結婚して38年経ちました。今、自分の結婚を振り返って君への答えを探しています。結婚して妻と一緒に…
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8月 01, 2018
Q、忙しさに追われて、5歳の息子と落ち着いて向き合う時間が取れません。心が通った時間を毎日の中で確保したいです。何か良い方法があるでしょうか?(30代男性)
A
「忙しいから仕方がない」とあきらめてしまったり、「自分は経済的に支えるのが役目だ」などと言い訳しないで、5歳の息子さんと心が通った時間を毎日確保したい、もう、その切実な気持ちだけで十分と思うほどですが、「心が通う」をキーワードにして考えてみました。まず、お父さんではなくこども自身の喜びと満足を優先することです。そして、相談者の忙しさを考えると短い時間でできることを考えましたが、たまには長い時間をかけて楽しんで欲しいです。
第1の提案。5歳の男の子ですから背が伸びたり、体重が増えていることを褒めてもらうと喜びを感じます。そこで「たかい たかい」を提案します。帰宅してすぐにでも「◯◯君、た…
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