私たちは、こどもと大人に向けて毎月新聞を発行しています。名前は「庭しんぶん」といいます。庭しんぶんは、地球や社会をどのようにこどもと分かち合うかを模索しながら、毎月発行しています。この地球上の4人に1人はこどもです。私たちは、庭ビルの周りで起こっていること、起こって欲しいこと、そして新しい発見や気づきを、身近なこどもたちに向けて伝えたいと考えています。私たちの社会にはこどもが必要です。好奇心と探究心の塊のような彼らが、この世界でドキドキ、ハラハラしながら、毎日を楽しめること。それが、庭しんぶんの願いです。
こどもと世界をわかちあう
庭人募集中です
庭しんぶんを発行し始めて5年、庭しんぶんは〈庭人〉たちによって、こどもたちの元へ届けられています。無料で配布するのではなく、心ある人が丁寧に届けてくれるいい仕組みだと実感しています。そこで、わかりやすく全体を整えてみました。お支払い方法も含めて、定期購読や申し込みがしやすくなりました。新しく「あしながおじさん」という仕組みも加わりました。たくさんの「あしながおじさん」をお待ちしています。
30部 1,100円 / 月
月額1,100円(送料込)で庭しんぶん30部お届けします。配布するか販売するかは配達員にお任せ。全国各地で配達員が庭しんぶんを届けてくれています。
1部 1,100円 / 月
わたしたちは庭しんぶんをつくり続けます。その活動をサポートしていただけませんか?月額1,100円(送料込)で庭しんぶんを1部お届けします。
1部 210円(送料100円) / 月
毎月庭しんぶんが届く定期購読です。110円(+送料100円)で郵送します。お支払い方法はクレジットカードで毎月引き落とし。
Buy 1 Give 1 Free
大人が庭しんぶんを購入して、こどもに無料で配布します。
すべての世界に
関心をもつ
私は、新聞記者ではないのですが、庭しんぶんを作っているので、そのうち新聞記者を名乗ってもいいのかもしれません。『カレル・チャペックの新聞讃歌』という本の冒頭で、新聞記者の仕事について書いてある文章があります。ふと思い出したのでご紹介して、庭しんぶんの紹介とさせていただきます。
……私は新聞記者です。私は自分のことをそう思っています。/その仕事を片手間にやっているつもりはありません。/私は文学に対するのと同様に真剣に取り組んでいます。/私がすべての作家に期待することは/みなが新聞記者の修業を積まれるようにということです。/それはすべてのことに興味をもつ習慣を身につけるためです。/文学についての私の危惧は/作家が自分の閉鎖的な世界にこもりきりになっているのではないかということです。/作家は自分が今、その一員として生きている世界の中にいるべきです。/新聞記者の本分もまた普遍性の探求に邁進することです。/すべてのことを体験しなければならないし/すべての世界に関心をもつことが必要です。/世界のほんの一部のことだけではだめです。/チェスタートン、ウェルズ、ショー/彼らもまた新聞記者でした。
1931年 カレル・チャペック
『カレル・チャペックの新聞讃歌』青土社