ミヒャエル・エンデ

庭しんぶん最新号

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ミヒャエル・エンデ

ミヒャエル・エンデの本

エンデさんが自分で描いている挿絵がやっぱり好き。挿絵には文字に語られていないことが書き込まれていますよね。さてさてどっちが先なんでしょうね。文字とイメージ。

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こどもと世界をわかちあう

私たちは、こどもと大人に向けて毎月新聞を発行しています。私はかつて、それはそれはとても小さなこどもでした。両親や身近な大人の助けを借りて、失敗を重ねながら果敢に世界を味わい、この社会で生きていく方法を身につけてきました。そして、今はすっかり大人になりました。こどもを育てるようになって、私はこどもの心をどこかに置きっぱなしにして大人になろうとしていたことに気がつきました。

目の前のこどもの気持ちがわからない。今これから世界を味わい、たくさん失敗して成長していくこどもに、失敗しないように世話を焼いたり、遊び心を挫いてしまったり、ついつい、大人っぽいことばかりを言い聞かせています。かつては自分も小さなこどもだったはずなのに!

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絵本

ーこどもと語り合う道具ー

【2/28販売開始】シリーズ第2弾は「絵本」!

今絵本は子育ての現場に必要な道具となっています。保育現場には必ず絵本があり、保育者は毎日絵本を手に取り、こどもに語りかけます。今を生きるこどもたちにとって、絵本とはどのような存在なのだろうか? これが、この本の根底に流れているまなざしです。保育現場で乳幼児教育に携わるすべての方へ。

具材

ーごっこ遊びを支える道具ー

ごっこ遊びの見方が変わる一冊。こどもによって「つくりたいものをイメージする力」も「見立てる力」も違います。ごっこ遊びの食材を「具材」と呼び、さまざまなものに見立てられる具材を提案しています。こどもの想像を大切に考え、こどもの主体性を可能にする。それが「具材」なのです。

Editor's Diary

庭しんぶん編集部の日記

猫のこと

庭しんぶん2月号の特集テーマは「猫」でした。我が家にも老猫がおり、すっかり弱ってしまいました。こどもたちは、「死んだら悲しい」とまだ死んでいないのに、泣いているのです。「もし、今死んじゃったら、雪だから土に埋められないね、どうする?」などと、埋葬の心配までしています。 いまの時期を乗り越えて、春がやってきたら、一緒に外を散歩したい。春になれば、老猫も、もう少し先まで生命を謳歌できるような気がする。ほんのささやかな願いですが、そういう願いが命を先に繋ぐように思うのです。  

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種はじっとしている

春作が始まって、じゃがいもや菜っ葉に、根菜、果菜類と、畑がどんどん賑やかになっている。今日は久しぶりにまとまったいい雨がふっている。 種は、芽吹く条件がそろうまでじっとその場を動かずに待つ。僕はなるべく発芽する条件を整えようと工夫するのだが、日照や気温、水分など手を加えようのないものは、どうにかできるわけでもない。どうしても雨がない場合には、水撒きをしたりはするわけだが、空から雨が降ってくることに比べて、畑に灌水するのはなかなかの骨折り仕事なのである。 今日の雨は、多くの種に埋め込まれた発芽の条件を満たすことになるだろう。種は途端に動き出し、それ以降は生長が止まることはない。子育てをしていても、その発芽の条件と同じように、こども自身が自律へ向かいはじめる瞬間がある。それが生み出されるための条件。それってなんだろう? それは、教育ってなんだろう? ということと同義な気がするのである。 そして、人間の教育というのがいかに大人がこどもに「教え込むか」ということに偏重しているのかを思い知らされるのである。  

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こどものものは、こどもの元へ返す。

もう2年前のこと。息子が1年生になる時にふたりで2泊3日の旅にでた。何かと忙しい年度末とコロナの不穏な状況から飛び出して車を走らせる。1泊はテントを張って外で寝る。夜中、やけにふくろうが鳴いていた。その夜のことは今でも鮮明に思い出せる。 息子は春休みが終わったら3年生になる。ぼくと同じで学校のお勉強は得意そうには見えない。「育てられたように育つんだ」なんて言葉を聞くことがあるが、その通りだと思う。 自分が受け取った以上のものを、誰かに手渡すことは簡単なことではない。ただ、自分が受け取ったものを誰かに手渡すことはできる。自分の身の丈をわきまえること。いや、それは、自分がこども時代に受け取ったギフトを、なるべく自分が受け取ったときのままで、次のこどもたちの元へ返すことに違いない。 息子は、いろいろ話してみたくなる少年に育っている。だが、ぼくといえば、まだ何も彼に手渡せていない気がしてならない。 こどものものは、こどもの元へ返さねばなるまい。

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子どもたちよ 灯台のようであれ!

この絵本に出会ったのはもう4年以上前。手に入れたときに、マリノフスキーの言葉に、えらく感激して、それからはぼくにとってとても大切な一冊になっています。 この絵本に出会った時、早速、作り始めたばかりの庭しんぶんでも紹介し、お店にもおこうと発注をかけたところ、在庫が残りわずかな上に、その後は重版はしないと知り、ついつい、残っているものを仕入れたのです。 「こんな最高な一冊が店に置いてないなんてありえない!」 そう思ったのです。案の定、4年経っても再販されておらず、新品は中古で高価で販売されているのをチラチラ目にしながら、まだまだこの本を届けることのできる絵本屋であることを誇りに思ったりするのでした。 ”わたしの本は 呼びかける。 「子どもたちよ 灯台のようであれ! くらやみで 航海できない人たちのために 明りで行く手を照らすのだ!」”  この言葉は、この本の一節ですが、「こどもを見下さない」とか「こどもと同じ目線で対等に」とかではなく、こどもを人生の航路を導く光とする、「こどもをみあげる」そういう言葉だと受け止めています。見下すとか、同等って、どっか上から目線なんですよね。見上げるっていうのが一番事実に近い気がするのです。この感覚っておかしいですかね……。 まだ、庭ストアには在庫がありますぜ(笑)。 こちら!  

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BARLEBEN HANDSPIELPUPPEN

-バーレーベン工房の手人形-

ドイツにあるバーレーベン工房の動物手人形(パペット)。手を入れて動かすと、途端に目が生き生きと輝きはじめ、おしゃべりを始めます。動かす人によって表情が変わるのもおもしろいところです。精巧に作られた目元や口元が、ちょっとした手の仕草を伝えるので、まるで生きているような動きを見せます。

Grapat

何でもない、何にでもなる

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Grapat

Tara Books

南インドの小さな本づくり集団、タラブックスの美しいハンドメイド絵本

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オケクラフト

木工の町・置戸町の木製食器

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