定期便のはなし
半年間続けてきた定期便という新しい試みが無事に終わりました。お客さんは半年間何が送られてくるのかわからないのですが、実は送る側の私たちも何が送れるのかわかっていないという、一見謎が多い趣旨を持った試みでした。
半年間続けてきた定期便という新しい試みが無事に終わりました。お客さんは半年間何が送られてくるのかわからないのですが、実は送る側の私たちも何が送れるのかわかっていないという、一見謎が多い趣旨を持った試みでした。
3月は、私たちにとって特別な月です。誕生日はウッカリ忘れちゃうこともあるけど、3月は忘れません。毎年、いろいろな気持ちの変化を確認し続けています。螺旋階段を上るようにグルグルグルグル。1周ごとに立ち止まりながら。まよいながら、ゆれながら8年間過ごしてきました。
年を越えたじゃがいもがおいしくなる、ということを知ったのは北海道に来てから。北海道のじゃがいもは生産量だけでなく、味も日本一なんじゃないかな。みんな、そう思わない?
わが家にとって甘いものは、特別なもの。もしくは果物になっている気もします。せっかく食べるのだから、美味しいものをリッチに食べたい。果物をバクバク食べる。
場と畑。この3点がすぐ近くにある暮らしをずっと求めていた私たちにとって、蘭越で過ごす収穫の季節は、理想の暮らしを満喫した時間でした。
庭キッチンのお披露目を終え、いよいよ今月から新しいたべるとくらしの研究所が庭ビルで始まります。どうぞよろしくお願いします。構想から1年。やぎやとたべけんでスタートしますが、今後新しい料理人も増えて行きそうな。
収穫のシーズンになり、家でも仕事でも台所にいる時間が長くなりました。料理について考えている時間が長い私ですが、実は、読書でさえも料理本を読むのが好きなのです。私にとって料理本は参考書的に読むだけでなく、レシピを通して想像会話(?)を楽しむツールにもなっています。
6月には、東京から来たミュージシャンのツアーに、荷物運びの運転手として同行しました。札幌〜芽室〜別海〜網走〜下川〜小樽〜美瑛〜札幌という距離が、こんなにも長かったとは……。