COVER STORY

発酵：身近だけど、見えないからよくわからない「発酵」の世界へご招待します。微生物が食事をしてうんちをする。すると、もとの物質は微生物たちの食事を経て変化します。その変化が人間に都合の良いのが「発酵」。発酵菌たちが動きやすい状態を整え、変化をコントロールするのが発酵文化。でも微生物は見えないから、起こっている変化によって存在を確かめる感じ。しかも、多様な菌が複雑に関わり合っていたりする。奥が深すぎて、どう伝えたらよいのやら……ということで、編集長がたべるとくらしの研究所理事長と対談しました。

BOOK

『とんねるを ぬけると』片山健 さく・え：電車に乗っている人たちが、トンネルを抜けるたびに変身する絵本。しかも煙突や月や星にまで変身してしまうのです。発酵は微生物たちによって物質が変身すること。君の中にも微生物が住んでいます。いろんな命が混ざり合って、お互いの命を支え合っているんだ。

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『ぼくのぱん わたしのぱん』神沢利子 ぶん / 林明子 え：パンがふくらむのは発酵の力。小さな菌が働いて、ぷくぷく生地がふくらみます。ふくらんだ生地の手触りはとっても気持ちいい。

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『風の谷のナウシカ』宮崎駿：王蟲たちの誕生の秘密、腐海の謎と正体、巨神兵がつくられた意図……この物語には語りきれない奥行きがあります。この世界でも小さな粘菌や虫たちが重要な役割を担っています。

『バンビ　森に生きる』フェーリクス・ザルテン 作 / 酒寄進一 訳 / ハンス・ベルトレ 画：バンビは野生のノロジカです。森で生まれたときから生き抜くために様々なことを学びます。古老と呼ばれる大きな鹿、彼はバンビにひとりでいることの大切さを教えました。

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紹介書籍：チョコレート工場の秘密 / 目であるく、かたちをきく、さわってみる。 / トヤのひっこし / ちいさな ちいさな　めに みえない びせいぶつの せかい / いろいろ いっぱい　ちきゅうの さまざまな いきもの / くさる / まんまるダイズみそづくり / ぬまばばさまの さけづくり / チーズの絵本 / なっとうの絵本 / 酢の絵本 / しょうゆの絵本

LIFESTYLE

月刊アートスクール 7「スケッチブック」吉田卓矢・吉田みなみ：小さなスケッチブックを常に持ち歩いて、小さなアイデアたちを描き留めます。やがてそれが大きな作品になったりするのです。モナリザを描いた美術の偉人、レオナルド・ダ・ヴィンチは生涯で1万枚以上のアイデアをノートに記したそう。

庭ストアの良品探索 6「フローズンヨーグルトバー」中井彩子：夏になると食べたくなるチーズ工房アドナイのフローズンヨーグルトバー。今年も夏季限定で庭ビルでも販売しています。アドナイの工房を訪れると、チーズやヨーグルトはつくるのではなく、育てられているんだと感じます。

アンタップトホステルのカモンコモン 4「Sさんのこと」神輝哉：住居を失ってしまった人のシェルターとなったUNTAPPEDにやってきた最高齢のSさん。彼との関わり合いから、共に支え合う社会について改めて考えました。

KITCHEN

太陽と土と料理人 3「にんにく」吉田香織：料理で使う量はわずかながら、強力なパワーをもつ「にんにく」。北海道では7月下旬に収穫します。その種はなんと1片ずつにばらしたにんにく。どうやって1つの球になるのか不思議です。

GARDEN

「畑の地図」佐々木信：何かを始める時まず絵を描きます。描くことを通して、考えを整理し空間を理解するのです。なのでまずは畑の地図を描いてみました。

CHILD CARE

周さんの育児絵日記 7「有機的な時間」齋藤周：小さな成長を見つめていると気がつくことがあります。一見関連性のない経験同士が見えないところで繋がっているということ。色んな体験や経験が複雑に作用して、彼女は新しい世界を知っていっている最中なのです。

はるよしさんにきいてみよう：Q. 新型コロナウイルスの騒ぎがおさまったら、どこへ旅に行きたいですか？（庭しんぶん編集部）

質問してみよう

MUSIC

「ちぃぃぃぃぃさな音」有田竜祐：当たり前だけど見落としてることに目を向けることって意外と少ない。目には見えない普通には聞こえないちぃぃぃぃぃさな音を録音したレコードをご紹介。

EVENT

NAOT　毎日履きたいイスラエルの革靴：毎年開催していたNAOTキャラバンが、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったので、庭ビルスタッフがフィッティングして販売会を行います。履けば履くほどに自分の足に馴染むNAOTの靴をぜひお試しください。

いとう写真館 2021 札幌：締め切り間近となった、伊藤俊介さんによる移動型写真館・いとう写真館。北海道3会場のうち、美唄、栗山は受付終了しました。残る札幌会場をお見逃しなく！

フプの森 北海道モミのエッセンシャルオイル：面積のほとんどが森林で覆われた町、下川町。伐採時に廃棄されるトドマツの枝葉を有効利用し、エッセンシャルオイルや芳香蒸留水などを製造しています。

外でグラパット：スペイン製の木のおもちゃ・グラパット。待望の新商品が入荷しました。家の中だけでなく、お花や葉っぱ、石ころなどと一緒に外で遊ぶのもおすすめです。

贈ろう　高橋工芸の木の器：D&DEPARTMENT北海道店のギフトの定番、高橋工芸。旭川でつくられている木の食器です。割れにくいことから縁起物として結婚祝いに、また口当たりが優しいので出産祝いとしても選ばれています。