庭しんぶん #049「使い捨て」
COVER STORY
使い捨て
ゴミを捨てるたびに心がチクッとします。近頃ぼくは、この心地悪さに耐えられなくなってきました。ぼくたちは毎日たくさんのゴミを出します。どれくらいたくさんかっていうと、ほかの動植物たちが生きていけなくなるほどです。「使い捨て」は、ゴミ問題を考え始めると必ずぶつかる大きな壁ですが、実は自然の中にも使い捨てはあります。樹木の葉やサメの歯、そして人間の髪の毛や皮膚、身体の細胞だって使い捨てです。けれど、その意味はまったく違い、出てきたものはすべて分解され自然に還り、ほかの動植物たちに栄養となります。同じ地球上に生きているのに、人間とほかの生き物はどうしてこんなに違うのでしょうか?
BOOK
美しい使い捨て
落ち葉ってとてもきれい。葉は、秋冬になると役割を終えて散っていき、春には新しい葉を芽吹かせます。そう、葉っぱは「使い捨て」なんですね。けれどゴミになるわけではなく、役割を終えた葉は微生物たちの食事になって、土が豊かになっていくんだから本当にすごい。 落ち葉 平山和子 文と絵 / 平山英三 構成と写真
身近なもので暮らしをつくる
スウェーデンの森で暮らすこびとたちの生活と遊びを知ることができる一冊。生きるために必要なものはすべて身近な自然から手に入れています。 もりのこびとたち エルサ・ベスコフ さく・え / おおつかゆうぞう やく
使えるものがゴミになる理由は?
クリーナおばさんは、少しくたびれているけれど、まだ使える掃除機。辿り着いたゴミの島には、まだ使えるのに捨てられてしまったものがたくさんありました。 クリーナおばさんとカミナリおばさん 西内みなみ さく / 堀内誠一 え
Tくんへ
イワンは、お金や権力、人より偉くなることの意味がわからないから「ばか」と思われています。イワンは本当にばかなのか、そうじゃないのか。それは見る人によって違うのかもしれない。けれどぼくはイワンが好きです。 イワンのばか レフ・トルストイ 作 / 金子幸彦 訳
PEOPLE
世界の庭びと 48
誰もが知っている夜の庭びと “おつきさま”
夜が真っ暗闇にならないように、世界を静かに優しく照らします。知らない人はだれもいない有名な庭びとです。
LIFESTYLE
月刊アートスクール 9
真実と向き合う
今年の夏はとても暑かった。ぼくたちはよく海へ出かけて、たくさんの海の絵を描いたよ。「海といえば青」と思ってしまっていたけど、青い絵の具をキャンバスに出そうとしたときに、疑問が浮かんできたんだ。(吉田卓也・吉田みなみ)
庭ストアの良品検索 8
たべけんの瓶詰め加工品
「たべるとくらしの研究所」の瓶詰め加工品。塩こがしキャラメルや季節のジャム、調味料など、丁寧な工夫がなされていてファンも多いです。味はもちろんですが、実は瓶選びにも、たべけんのこだわりが詰まっているんですよ。(中井彩子)
アンタップトホステルのカモンコモン 6
本屋をつくろう その2
前回に引き続き、今つくろうとしている本屋についてのお話。1カ月前までは、できるかどうかドキドキしていましたが、めくるめくひと月を経てようやく準備が整いました。本屋、できそうです。(神輝哉)
KITCHEN
太陽と土と料理人 5
ビーツ
ここのところ直売所や道の駅で見かけるようになってきましたが、まだあまり馴染みのないビーツ。育てやすく、虫や病気の被害も少なく、栄養価の高いスーパーフードです。鮮やかな色合いは料理を引き立ててくれます。(吉田夏織)
“ばぐぅす” な一皿を庭キッチンで
9月、庭キッチンに岩見沢・美流都でカレー屋を営む「ばぐぅす屋」の山岸さんがやってきます。「ばぐぅす」とはインドネシア語で「素敵」という意味。スパイスの効能に魅了されたという山岸さんの「素敵」な一皿を召し上がれ。
CHILD CARE
周さんの育児絵日記 10
ゆるい日
暑い日の夕方は、妻が離乳食をつくる間、娘とゆるい散歩をしている。右腕に抱えた娘はまだ言葉にならない奇声を上げ、笑顔を見せ、手で意思表示をする。(齋藤周)
はるよしさんにきいてみよう
Q. こどもの食べ物の好き嫌いはなくした方がいいですか?レストランなどで「いやだー!」と言う子に、「食べないと夜にお化け出るよ!」となかば脅して食べさせている家族がいたりすると、そこまでして食べなければいけないんだろうか?と思います。(30代女性)
質問してみよう
GARDEN
#004 BOOKSHELF
どんな本が並ぶんだろう
畑の納屋に本棚をつくりました。仕事場に、店に、キッチンに、新たに場所をつくるときにはいつも本棚をつくっている気がします。本を並べながら、自分たちが伝えたいことを整理しているのかもしてません。(佐々木信)
PRODUCT
よくわからないステキなもの
当店では、使い捨てからほど遠く便利でもないものをたくさんご用意しています。今回は、北海道出身のアーティスト・山口ひかりの七宝焼マグネットをご紹介。(有田竜祐 / Oven Univers)『PETA PETA-FAMILY』山口ひかり
驚きの手触り 桂樹舎の和紙小物
富山県の伝統工芸品・八尾和紙をつくる桂樹舎の和紙小物をご紹介。和紙と聞くと、薄く繊細なイメージの方も多いかもしれませんが桂樹舎の和紙は水に濡れても破れないほど丈夫なんです。富山 桂樹舎の和紙小物
北海道の器で おいしいごはんを
作家・工藤和彦さんは、器に使用する粘土や釉薬を北海道の自然の中から自らの手で用意しています。実際に白樺の灰を釉薬に使用した「白樺刷毛目」は、優しい白色で本物さながらの質感が特徴です。工藤和彦 ごはん茶碗展
ろばのこチャンネル 7
デンマークの紙製モビール
デンマークを代表するペーパークラフトメーカーのFlensted Mobiles(フレンステッド・モビール)とLivingly(リビングリー)の美しい紙製モビールをご紹介。デンマークの紙製モビール
GALLERY
命のすがた、ここに集まる
月刊アートスクールでもおなじみ、彫刻家・吉田みなみさんの作品展を開催中。みなみさんの作品には、人物はもちろん、犬や猫もすべてモデルがいます。「地上に生きる命が持つ、この輝きを形に残したい!」そう感じたときに制作をしていると教えてくださいました。吉田みなみ彫刻展 地の上の人
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出版・販売元: 庭