Zoom 庭しんぶん #048「堀内誠一」
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庭しんぶん #048「堀内誠一」

¥110

COVER STORY


堀内誠一:今回の特集テーマは初めての人物紹介。グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナーと、戦後のデザイン界で稀有な働きをし、絵本作家でもある堀内誠一さん。庭しんぶんでは、絵本作家としての堀内さんに焦点を当ててご紹介します。堀内さんはどんなことを思ってこどもたち(大人も)を虜にする絵本を生み出してきたのでしょう。(今号の制作には、堀内誠一さんの娘さんたち、堀内花子さん、堀内紅子さんにご協力いただきました。)

 

こう来たか! すすむ編集長から、ぼくと熊の対話の草稿をいただいたとき思わず笑ってしまいました。特集のお話をいただき、どんな切り口で堀内誠一を見せてくれるのかと楽しみにしていましたが、想像を上回る記事を書いていただき、ありがとうございます。札幌に出かけることができた際には、編集部に遊びに行かせてくださいね。堀内花子、堀内紅子


 

BOOK


『七わのからす』グリム さく / 瀬田貞二 案 / 堀内誠一 画:グリム童話の挿絵も手がけていた堀内誠一さん 。この絵本は彼が初めて取り掛かった絵本でもあります(最初に出版されたのは『くろうまブランキー』)。


『がんばれ さるの さらんくん』中川正文 作 / 長新太 画:動物たちがオーケストラを結成し演奏会を開きます。さるのさらんくんの担当はトランペット。多くの絵本を出している長新太さんのデビュー作です。


100まんびきのねこ』ワンダ・ガアグ ぶん・え / いしいももこ やく:とても不思議なお話で、老夫婦が二人では寂しいので、猫がいれば幸せになるはずだと、おじいさんが猫を探しに出かけます。1928年にアメリカで出版されたとても古い絵本ですが、これこそ絵本だ、と思わせてくれる一冊です。


人形の家』ルーマー・ゴッデン 作 / 瀬田貞二 訳:正直さと邪険さ、善と悪、不条理だけど真実なものが、まっすぐこどもに向けて書かれています。人形の家の平和を乱すマーチベーンの「わたしだって願うことができるんだから」という一言が強く心に残ります。願いの良し悪しや価値を問わず、どんな人だって願うことはできます。


紹介書籍:フランス民話 ふくろにいれられた おとこのこ / リトアニア民話 パンのかけらと ちいさなあくま / てんのくぎをうちにいった はりっこ / フランス民話 きこりとおおかみ / こぶたのまーち / こすずめのぼうけん / てつたくんのじどうしゃ / てがみのえほん / くまとりすの おやつ / どうぶつしんぶん / いっぽんの鉛筆のむこうに / どうくつをたんけんする


 

LIFESTYLE


月刊アートスクール 8「いろいろな色」吉田卓矢・吉田みなみ:アートスクールでこどもたちと豚の貯金箱をつくりました。忠実にピンク色に塗られた豚もいれば、何色もの色でカラフルに塗られた豚もいます。現実に忠実な色も、本当ならありえないような色もどちらもいい。美術にはそんな自由さがあります。


庭ストアの良品探索 7「シリコンスポンジ」藤田進:「使い捨て」が引き起こす地球規模の環境問題がどんどん深刻化しています。資源は有限だということをもっと意識しないといけないのでしょうね。今回紹介するのは「シリコンスポンジ」。プラスチック製品の代替品としてシリコン素材が注目されつつあります。庭ストアの商品に加えられるか、現在色々お試し中です。


アンタップトホステルのカモンコモン 5「本屋をつくろう」神輝哉:観光がストップしてもう1年以上が経ちます。アンタップトホステルも例外なく先行きの見えない状況ですが、その間、住まいを失った人のシェルターとして運営する中で、思いがけない出会いや経験がありました。その経験と今までの経験を繋ぐものはなんだろうと考えた答えは「本屋」でした。


 

KITCHEN


太陽と土と料理人 4「トウモロコシ」吉田香織:8月の畑は、収穫に雑草取りに冬野菜の種まきに大忙しです。その中でも毎年楽しみにしているのがトウモロコシの収穫です。レストランでは、この時期だけ決まって出しているトウモロコシのスープ。バターや生クリームのコクに頼ったものではなく、塩と水と牛乳だけでトウモロコシ自体の旨味を最大限に引き出します。シンプルで騙しのきかないこのスープをおいしくつくる最大のコツは、なんといってもおいしいトウモロコシでつくること!


 

GARDEN


「草刈り」石田愛実:この時期の畑はあっという間に雑草で覆われます。ガソリンで動く草刈りは背負ってみると結構重たい。まっすぐ刈り進めたつもりでも、きれいな線を引くにはずいぶん経験と体力が必要そうです。デザイナーとしては畑に美しい線を引けるようになりたいところです。


 

CHILD CARE


周さんの育児絵日記 9「意思表示」齋藤周:日々色々なこと吸収し変化していく娘。最近特に変わったのは意思表示です。高い声を状況や気分で使い分け、自分の意思を精一杯伝えてきます。そんな娘に父と母は翻弄されっぱなしです。


はるよしさんにきいてみよう:Q. 4月から小学校に入学した娘。小さい頃から人見知りで恥ずかしがりやでした。「お母さんと離れるのが寂しい」と言って、お友だちと学校に行けず、毎日送っています。学校に行ってしまうと普通に過ごしているようです。いつかお友だちと楽しく行けるようになるでしょうか。(40代女性)

質問してみよう

 

BOOK


「おいしい旅」有田竜祐:たくさん旅をしていたという堀内誠一氏にちなんで、ディープでおいしい旅のお誘い。カリブにはたくさんの島があり、様々な食文化があります。イギリスにある本格的なカリブ料理を楽しめるお店がそれぞれの熱いストーリーと共に紹介されている本をご紹介。異国の異国料理事情っておもしろい。『Belly Full: Caribbean Food in the UK』Riaz Phillips / Tezeta Press


 

EVENT


NAOT 毎日履きたいイスラエルの革靴毎年開催していたNAOTキャラバンが、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったので、庭ビルスタッフがフィッティングして販売会を行います。履けば履くほどに自分の足に馴染むNAOTの靴をぜひお試しください。


吉田みなみ彫刻展 地の上の人彫刻家・吉田みなみさんの作品展を開催します。みなみさんは札幌で生まれ、幼少期に紙や粘土で工作を楽しんでいたことから美術へ興味を抱き、中学から専門的に学び始めます。大学卒業後は、画家の吉田卓矢さんと結婚。蘭越町に移住し共同アトリエを構え、二人でアートスクールを運営しています。今回は、コロナ禍においても力強く生きる人々をモチーフとした人物像の数々が集まります。


工藤和彦 ごはん茶碗展陶芸家・工藤和彦さんのごはん茶碗展を開催します。旭川の市街から離れた山の中に工藤さんのアトリエ兼ギャラリーの「ウラヤマクラシテル」はあります。器に使う粘土や釉薬は全て工藤さん自身で用意しています。粘土は剣淵町のものをシャベルで手掘りし、釉薬は白樺など地元の木材を乾燥させ薪ストーブに使用し、その際に出る灰からつくっています。ごはん茶碗とひとことに言っても、その人の手に馴染むサイズや素材、柄は人それぞれ。一つひとつ手に取って、違いを感じてください。


KOSEN社のぬいぐるみドイツ・KOSEN社のぬいぐるみは本物そっくり。そしてとても愛嬌があります。実際の動物を観察しスケッチをすることから始まります。縫製は全て手作業で行われるので一つとして同じものはありません。今回は、普段はお店にはいない、恐竜やカンガルーなどたくさんの動物たちがやってきます。


贈ろう 高橋工芸の木の器D&DEPARTMENT北海道店のギフトの定番、高橋工芸。旭川でつくられている木の食器です。割れにくいことから縁起物として結婚祝いに、また口当たりが優しいので出産祝いとしても選ばれています。


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ギフト包装以外に何かある方は備考欄にご記入ください。

ご購入に際して

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出版・販売元:

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