Zoom 庭しんぶん #042「食糧」
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庭しんぶん #042「食糧」

¥110

COVER STORY


食糧:太陽の光、土、水、小さな虫やあらゆる動植物たちの活動、地球上のすべてが誰かにとっての食べ物です。食べ物がなければ生きていけない。でも食糧問題はたくさんあります。家畜の飼育方法、食品ロス、飢餓。食べ物はあるはずなのに、みんなに行き届いていない。まずは自分が1年間で何をどのくらい食べているのか、知ることから始めよう。


 

BOOK


ふしぎなたね』安野光雅:なまけものの男が、仙人から種を2つもらいました。それはふしぎな種で、ひとつは焼いて食べれば1年間はお腹が空くことがなく、もうひとつの種を植えると、来年には種が2つ採れるのです。安野光雅さんが2020年12月に94歳でお亡くなりになりました。安野さんが蒔いた、たくさんの種がこれからも良い実を結び続けますように。


稲と日本人』甲斐信枝 さく / 佐藤洋一郎 監修:毎日食べているお米は稲の種です。稲と日本人のお付き合いは、遡ること二千数百年前。いまでは日本の風土をつくっています。この絵本はそこにたどり着くまでの歴史が描かれています。毎年休むことなく育て続けて、10年、100年、1000年……。稲より深く付き合ってきた植物はないでしょう。


『むしゃくしゃかぞく』ラッセル・ホバーン 文 / リリアン・ホバーン 絵 / 福本友美子:むしゃくしゃしてると、もっとむしゃくしゃしてやろうって、どんどん不機嫌になってやろうって、自分でもわかってるけど抜け出せないんですよね。このむしゃくしゃ5人家族もそう。砂利のおかゆとか、小石のスープとかを美味しくないってわかっていながら毎日食べている。もっと美味しいものがたくさんあるのにさ。


少年キム』ラドヤード・キプリング 作 / 三辺律子 訳:「読むことは『体験』になる」本当にその通りです。ぼくも絵本を通して、いろんな体験をしています。文字を読むと、そこからいろんな風景や感情が身体の中に沸き起こってくるから、人間って本当に不思議です。ずっと気になっていて読んでいなかった『少年キム』を年末に読みました。ぼくはすっかり物語に入り込み、100年前のインドをキムと一緒に体験したのです。


紹介書籍:たまご L’OEUF / あひるのジマイマのおはなし / たべられるきのみ / らったくんのばんごはん / ゼラルダと人喰い鬼 / サラダでげんき / なにをたべてきたの? / おいしいおと大草原の『小さな家の料理の本』 ローラ・インガルス一家の物語から / 新装版 カントリー・キッチン 自然の味・香りを生かした料理発酵の技法 世界の発酵食品と発酵文化の探究 / 家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法

紹介ゲーム:レシピ / ねことねずみの大レース / お菓子の魔女 / ロッティ・カロッティ


 

LIFESTYLE


月刊アートスクール 2「アートのはじまり」吉田卓矢・吉田みなみ:人類は4万年以上も前から絵を描き続けてきた。大昔の絵は一体どこにあったと思う?それは洞窟の中。大昔の人々は何のために絵を残したんだろう?洞窟の中の壁画は、なんだか落書きのようにも見えてしまうけど、シンプルでとても存在感がある。パブロ・ピカソが「我々誰一人としてこのように描く事はできない」と讃えるほど。4万年前の芸術家たちは、かなり独創的だったようだ。


庭ストアの良品探索 1「使い捨てを減らすためには?」藤田進:使い捨てのプラスチックがなかなか減らない。Klean Kanteenのマイボトルに切り替えてからは、ペットボトルを買うことはなくなりました。これは小さいけれど大きな変化。ただ、毎週のプラスチックゴミの量は減らない。生活の中のありとあらゆる領域に「使い捨て」が入り込んでいて、あたかもそれが当たり前のように麻痺状態。いったいどうしたらよいものか……。


「生きることを学ぶための最高の遊び場」藤田進:ぼくたちが小別沢に持つ「庭の畑」には、2階建ての納屋があります。長年に渡って蓄積された農業資材に、ほこりや蛇の抜け殻まで、ありとあらゆるものが積み重なっている状態でした。年末はその納屋の大掃除をしました。ぼくたちの庭づくりは、カタツムリのようにゆっくりマイペース。自分たちの経験を積み重ねながら、少しずつ知恵を身につけて、こどもたちと一緒に楽しみたいと思っています。


 

KITCHEN


わたしの味の素「お弁当箱のはなし」安斎明子:お弁当にまつわる裏話。お店でもお弁当でも、器選びは重要です。北海道産の木を使ったわっぱがいいかなと調べていくうちに、網走産の材木を加工している大阪の業者さんと出会いました。偶然に出合ったお弁当箱は、環境や食べる人に優しく、私には厳しい。新たな魅力を教えてくれた想定外の経験でした。


 

CHILD CARE


周さんの育児絵日記 3「美味しく噛みしめる」齋藤周:食欲旺盛な娘の離乳食が進み、だんだんと食べられるものが増えてきました。妻は毎日工夫しながら離乳食をこしらえています。私は家にいるときは離乳食をあげる担当なので、自然と食材について考えるようになりました。


はるよしさんにきいてみよう:Q. 3歳のこども、食事は好きだけどとにかく投げるのはなぜ?(40代男性)

質問してみよう

さつきちゃんの育児日記 Day1268「自分でできることの証明」藤田進:家に帰ると、さつきちゃんの髪の毛の様子がどうもおかしい。前髪がずいぶん短く刈り込まれています。お兄ちゃんが自分で前髪を少し切ったのを見て、「私だってできるもん!」とバツバツと自分で髪の毛を切ったようです。この兄妹、目を離せません。


 

ANIMAL


Birding at Home「庭に鳥を呼んでみよう!③」先崎啓究・先崎愛子:小鳥たちが集まる餌台には、悩みがつきもの。その鳥を狙う捕食者がやってくるのです。中でも代表的な種類はハイタカ。運悪くハイタカに捕まってしまった小鳥は、羽をむしって食べられてしまうので、地面にたくさんの羽毛が散らばります。もし小鳥の羽毛を見つけたら、そこにはハイタカが来ていたのかもしれません。


 

PEOPLE


世界の庭びと 41 自然の力で体を癒す庭びと「東城百合子」:自然の力を使って身体を整える知恵、自然療法。自分の身体と向き合いながら、薬を使わず自然にあるもので治療します。人間の身体はまだまだわかっていないことの方が多いのです。

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