庭しんぶん #061「どうして眠るの?」
¥110
COVER STORY どうして眠るの?:9月23日は秋分の日。昼と夜の時間が同じになって、そこから夜の時間が増えていきます。秋の夜長、すやすや眠るにはもってこいの季節がやってきました。人は眠らずには生きていけません。毎日、規則正しく「眠る」「起きる」を繰り返しています。でも、どうして眠りが必要なのでしょう? BOOK ねないこだれだ〜? この絵本には、こどもたちの「まだ眠りたくない!もっと楽しいことしていたい!」っていう願いが描かれています。眠らないとおばけになって、おばけの世界に連れ去られてしまうって、ちょっと怖くてドキドキするけど、眠りたくないのに布団の中にいるよりは、自由におばけの世界を飛び回ったほうが楽しそう?『ねないこだれだ』せなけいこ さく・え 100年の眠り 楽しいことや緊張することの前日って、妙に目がさえて、眠りたいのに眠れない時ってありますよね。この絵本では、反対に、起きたいのに目覚められないで、眠りの世界に閉じ込められてしまいます。100年も眠り続けるねむりひめとお城。この呪いって、ちょっと怖いですよね。『グリム童話 ねむりひめ』フェリクス・ホフマン え / せたていじ やく お月さまの子守唄 窓の外にはお月さま。みんなが静かに眠る中、コッコさんだけ目を覚ましていました。そんなコッコさんにお月さまが語りかけてきました。お月さまのとっても優しい言葉に、ついついうとうとしちゃうコッコさんなのでした。『おやすみなさいコッコさん』片山健 さく・え ぜひ君にも読んでほしいと思ってさ どっちでもあり、どっちでもない。そんなふうに感じたことがありますか?この物語には、月の森を守ってきた「カミ」と人との間に生まれた、タヤタという人物が出てきます。タヤタは、人でもあるしカミでもあり、そしてどっちでもない。そういう存在だからこと、果たすことのできる役目があります。「人は、してよいことと、いけないことが、わからぬからだ。」というタヤタの言葉。タヤタは自分の役割をはっきりとわかっていて、それを全うしました。『月の森に、カミよ眠れ』上橋菜穂子 月の絵本:こどものとも1986年6月号 ビスケットのかけらがひとつ / むぎばたけ / つきあかりのにわで サマータイムソング / 月おとこ / おつきさまこんばんは / お月さんのシャーベット / タンタンの冒険 めざすは月...
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