ミャンマーの人々の普段着、「ロンジー」


庭ビルでのお店のオープンに向けて、ミャンマーのヤンゴンへ仕入れに行ってきました。私のお目当は、ミャンマーの人々の普段着、「ロンジー」という民族衣装の布。アジア各地の中でもとりわけミャンマーは好みの布が揃っています。この布を使って洋服や小物を作ります。
ロンジーは1×2mくらいの布を筒状に縫い合わせ、巻きスカートのように履く衣服です。インドやインドネシアにも同じ形の日常着があります。女性用は花の織り模様やプリントの柄が入っていて華やか、男性用はチェック柄や細かい織り模様など落ち着いた柄が多いようです。130にも及ぶ民族が存在するミャンマーでは布にも民族や地方ごとの特徴があって、その種類は相当なもの。市場へ行くと目移りするほどさまざまな布が並んでいます。衣服の形がシンプルなだけに、織りや模様のバリエーションが豊富なのは日本の着物の文化と似ているかもしれませんね。ミャンマーでは男性もほとんどの人がロンジー姿。暑い国なのでズボンより風通しが良くて涼しいみたい。会社員の人も上はワイシャツ、下はロンジーというスタイルなんですよ。
以前は女性用のかわいい布を中心に選んでいましたが、今回はシックな男性用の布をたくさん買いました。これでギャザースカートやブラウスを作ります。ミャンマーから送った布が先日届いて、今せっせと洗濯機で洗っているところ。綿は縮むのでこうして先に縮ませ、糊を落としてから縫製に取りかかります。男性用ロンジー布で作る洋服、仕上がりが楽しみです。

 


佐々木智子
(ささきともこ)
洋服と雑貨の店「cholon」店主。9月21日に庭ビルにお店をオープンしました。紅茶の本「Tea Time」の編集部スタッフ。趣味はアジアの旅と写真、市場めぐり。