息子は小学校に上がり、ハンカチとティッシュを毎日持ち歩くようになりました。入学当時、ズボンのポケットに入れてみるとこどものポケットはとても小さく、普段使っているハンカチとティッシュが使いにくいことに気がつきました。無理に入れたティッシュはすぐにくしゃくしゃに、ハンカチも小さくたたむと厚くなり、ポケットがもこもこ状態になってしまいます。使った後でまたポケットにしまうのも大変そうです。その後ティッシュは便利なミニサイズが市販されてるのを発見。ハンカチの方は自分で作ることにしました。大人の約半分の面積のこどもサイズのハンカチはとても使いやすくて、毎日の必需品になっています。ハンカチ2種類の作り方を紹介します。
ミニガーゼハンカチ
出来上がりサイズ 約18×18cm
材料:ダブルガーゼ生地20cm角を2枚
1、中表(表同士を内側)に合わせ待ち針でとめます。
2、返し口を5cmくらい残し、1cmの縫い代で4辺をぐるりと縫います。返した時にごろごろしないように、角を縫い目の2mm外側で斜めに切り落とします。
3、返し口からひっくり返します。角を目打ちなどで整え、アイロンを当てます。
4、ふちから5mmくらいの部分に6本どりの刺繍糸で手縫いのステッチを入れ、出来上がり。
こどもハンカチ
出来上がりサイズ 約27×27cm
材料:コットンの生地30cm角を1枚
1、アイロンで4辺のふちを8mmくらいの幅に三つ折りにします。角の生地が重なり厚みが出るので、一度開いて斜めに切り落とします。
2、折った端から1〜2mm内側をぐるりと一周縫います。アイロンで仕上げて、出来上がり。
ハンカチのサイズは、お子さんが就学前ならひとまわり小さく、小学校高学年ならひとまわり大きくすると使いやすいと思います。年齢に合わせて調整してみてくださいね。
佐々木智子(ささきともこ)
洋服と雑貨の店「cholon」店主。9月21日に庭ビルにお店をオープンしました。紅茶の本「Tea Time」の編集部スタッフ。趣味はアジアの旅と写真、市場めぐり。