山の畑で何をしよう


今年は庭しんぶん編集長の藤田くんと「こどもとにわのおはなし」を連載中の、「やぎや」の永田さんをリーダーに、仲間うちで広い畑を耕し始めました。今までも畑でいろいろ作ってはいたのですが、今年は別の畑も借りたよと聞いて行ってみると、そこは想像以上の広さ。面積は30アールくらい。1アールは10m四方だから……50m×60mくらいかな?場所は札幌市西区の小別沢。日当たりの良い傾斜地です。
5月の初め、大人とこどもの手伝い要員が集められました。肥料を入れて土を起こす日です。畑は使ってなかったので、農地を言っても雑草だらけ。タンポポやフキがまばらに生えた草むら状態です。そこに近所の牧場から軽トラに盛られた馬糞が運ばれてきました。農作業用のフォークやスコップでほぐすとほかほかと湯気があがります。まさに有機肥料という感じ。それを畑全体に均等に広がるように撒いていきます。軽トラ1杯と言っても広い畑にはほんの少しの量。次の1杯を運んでは撒て、運んでは撒いて、を繰り返して10杯くらいを畑に入れました。それから編集長藤田くんがトラクターに乗り込み土を起こしていきます。リーダーの2人は時期は重なっていないけど同じ農場にいたことがある農業経験者。久しぶりにトラクターを操る編集長は活き活きしててなんだか嬉しそうです。知ってはいたけど本当に畑が好きなんだな。
土を起こしていくと草地だった地面がしっとりとした茶色に変わり、畑らしい景色になっていきました。土も見違えるように柔らかい。こどもたちは走り回って遊び続けてるし、新緑はまぶしい。山はしあわせな春の陽気に満ちていました。その後種を蒔いたり、今後の活用方法のことを話したり。この広い畑、これからもっと楽しいことになりそう。山の畑のその後、またお伝えします。

 


佐々木智子
(ささきともこ)
洋服と雑貨の店「cholon」店主。9月21日に庭ビルにお店をオープンしました。紅茶の本「Tea Time」の編集部スタッフ。趣味はアジアの旅と写真、市場めぐり。