Q、保育園では朝から晩まで毎日全力で走り回っていた娘。小学生になり、宿題を持ち帰るようになりました。小学生は勉強した方がよいですか?(40代男性 父)
A
このお嬢さん、「長くつ下のピッピ」じゃないかしらと思いました。ピッピなら「宿題しなさい」と言っても、なんだかんだと理屈をこねて、宿題をしない方が賢くなる理由を考えつくでしょう。だから私は、勉強しなさいなんて言いません。ピッピさんがやる気なら付き合う程度でいいと思います。小学生の低学年のうちは親の姿が見え、親の目が届く茶の間が勉強部屋です。宿題しないで困るのは親ではありません。本人自身がそれに向き合うのがいいと思います。
ちなみに、私の小学一年生の時の通信簿は5段階評価で国語、社会、算数、理科、図工が3で音楽、体育が2でした。所見には、「教師の話をよく聞きよく考えてから手をあげて発表するようにしてください。体育の時間などみんなと同一行動をとるようにしましょう。忘れ物も多いようですので2学期は充分注意して頑張って下さい。」と記されています。
私は一年生になっても先生の話も聞かず全力で走り回っていたようです。私はそのころ何を考えて毎日過ごしていたのかまるで覚えていません。ただ担任の進藤久美子先生が好きだったことは覚えています。親としてはかなり心配な一年生だったことは間違いありません。宿題どころの話ではありません。だから、春義さんの答 えは、「宿題をするかしないか、どこでするか、いつするかはピッピさんが自分で考えて下さい。」です。ピッピさんの決めたことを親は見守り、助けを求めた時ほんのちょっと助けてあげればよいと思います。