立春

庭しんぶん2019年2月号 (#018) の特集は「立春」です。立春には、冬が極まり、春の気配が立ち始めるといいますが、北海道に住む私たち、まだまだ春の気配を感じるのは難しそうです。外でしゃぼん玉を飛ばしたら、空中で凍って、落ちました。ちょうど1年前に発行した、6号を見ると、特集は「冬のすごしかた」。雪の中に立つ牛の写真を覚えていらっしゃるでしょうか。

今月の庭しんぶん、なんだか良いものができました。今までで1番好きかも。東郷なりささんの春の七草のイラストが最高です。全体を通して、なんとなく太陽の気配を感じます。タラブックスの「太陽と月」が紹介されていて、伊東俊介さんの新日本シリーズは、太陽の塔。連載してくれているみなさんが、春を意識して執筆してくれているのも、太陽を感じる理由かもしれません。

川村庸子さんの「パパが死んだ!」に、「キセルの『方舟』を繰り返しきいていた」と書かれていました。僕は初めて聴く曲でしたが、聴きながら文章を読むと、なんというか、わかる気がしました。こういう曲との出会い方、いいですね。引っ越したばかりの、たべるとくらしの研究所の安斎明子さんは、春になり、雪が解け、畑に飛び出す前の、ワクワクした気持ちが伝わってきます。シティファーマーの小笠さんからは、蜜蜂に関する問題が出ていますので、来月号が出るまでに考えておいてくださいね。

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