僕の仕事の1つに、福音館書店が出版している月刊絵本「こどものとも」を知ってもらう、というのがある。僕自身はこのシリーズに自分も、そして、息子と娘も大変お世話になっているのです。僕自身が「こどものともシリーズ」を通して出会った世界。そして、こどもと一緒に楽しんだときに、見せてくれる彼らの瑞々しい感性や表情。このシリーズ無くして、こういう出来事を体験することはできなかっただろうと、福音館書店があってくれたことをありがたいと思うのでした。
ほぼ日がその福音館書店について、まとめてくれている記事を今更ながら発見したので、まだ気がついていない人がいたら、ぜひ。この記事の中に出てくる「専門代理店」というのは、全国にあるのですが、僕が代表を務める会社は、北海道の半分の幼稚園や保育園、こども園へ「こどものともシリーズ」を届ける役割を負っています。
好きなんです。「こどものとも」のことが。僕の中では答えがでてるので、くどくど説明したりしないですけど、100年後もあったらいいと思うんです。時代は大きく変わってると思います。でも、僕はそのまま100年後も残っててほしいなと。この文化が、毎月絵本をこどもに向かって出版し続けるという営みが……。100年は決してそう遠くはない未来ですけど、次の100年に対する責任を、なんとなく僕は感じているのです。孫が子育てするときに、「こどものとも」を贈りたい。
当たり前にあるものは、ある日不意になくなったりするから、僕は僕の当たり前をコツコツと積み重ねていく、そういう毎日の楽しみ方をしています。未来のことはともかく、今、子育てをする全ての人に「こどものともシリーズ」超絶お勧めです。こどもとの今を愛おしく感じるそういう時間を月刊絵本は作る力を持ってます。僕は「好き」を超えて、「偏愛」のレベルだったりするのですが、まあ、だからこの仕事を続けられてるのかもしれません。丁寧にそして、わかりやすいインタビューですよ。