ぼくの家ができる

日本では、家を建てるときには、木材を使います。ほかの国では、土だったり、煉瓦、氷で家を作る人いるし、石をくり抜いたりする人もいます。いろんな素材がを使って、僕たちは住処をつくるんですね。木材を使って家を建てるときに、大工さんがやってきます。穴を掘ったり、柱を建てたり組んだり、壁をつくったり、扉や窓も、大工さんは色んな仕事をしてくれます。仕事もいろいろだから、使う道具もたくさん。今は使わない道具もあったりしますけど、細かい造作をするために、とんでもなく工夫が凝らしてあって、木を使って住む場所を作るってことが、日本の文化にとってとても大切な要素なのだと気がつかされるのでした。ここは函館にある庭の新しい拠点。さてさて、何ができるのかな?ペンキを塗ったり、壁を磨くお手伝いを探してますよ。

ぼくの家ができる  たてるじゅんじょ・つかうどうぐ
嘉来國夫・ぶん / 樺山裕和・え
福音館書店 / 1988年発行 / 絶版