「あの鳥なんていう名前の鳥かしら?」って思いながらも、なかなか調べられずずっとそのまま。なんてことありませんか? 僕は、庭しんぶんの連載「あの鳥だあれ?」のおかげで、野鳥たちが少しずつ身近になってきました。だんだん鳥たちが見えるようになってきて、それから聴こえるようになってきた感じです。ほんの少しだけですけどね。そのうち、鳥の気分や気持ちもわかるようになりたいなと。
「覚える」って聞くと、お勉強の暗記みたいに感じちゃうのは、学校教育のトラウマなのか、そう思うとどうも力んでしまいます。別にテストがあるわけじゃないので、好奇心のままに調べていけばいいんですけどね。自分の好奇心を満たすのに一番手っ取り早いのは、鳥のことが詳しい人に会いに行くこと。そのつぎには、図鑑や本で調べること。せっかくだから、鳥のことがたっぷり書いてある本格的なものを選ぶと、そもそもの好奇心が吹き飛んで知識欲がふつふつと。
その両方を心地よく満足させてくれるのが、今日の一冊。子どもと一緒に覚えるってとてもいい方法。こどものほうが覚えるのが早い場合が多々あります。それに、お互いに確かめ合えますしね。