あそぶって?

あそぶってなんだろう? なんてことを考えることがあります。考えてないで、遊んだらいいのだと思うのですが、「ねぇ、あそぼうよー」という息子の誘いを断ってまで、考えていたりします(反省)。

遊びは人を育てます。これ本当だなぁと、最近ようやくわかるようになってきました。身体を作るのも遊びを通して、身体を動かして発達していきます。心も遊びを通して、たくさん動かして、大きく育っていきます。感覚もそう。たくさん感覚を味わったり広げたりすることで、感じる力が育っていきます。その大元にあるのが「遊び」です。

自分自身を育てる。自分自身を見つける。そういうプロセスが遊びには含まれている気がするのです。

大人もそう。遊んでないと、自分を見失う。仕事じゃなくて趣味に没頭した方がいい、とかそういう話ではなくて、自分から心を動かしたくなるものに触れ続けるってことでしょうか。

つい昨日、ある方と話していて「ふるえるほど好なものある?それがさーだいじなんだよ」といってました。そう、ふるえるほど好きって、遊びの源なのかもしれなません。

2月も終わりに近づき、3月です。震災から10年。いま、ぼくたちはどこに向かおうとしているのでしょうか。春がきて、庭づくりがはじまります。