~サトワヌ島民話~ サトワヌ島で7年間暮らしたことのある民俗学者・土方久功氏による再話。民俗学者がこどものために、小さな島に伝わるお話を絵本にしてくれるなんて最高！ それにしても、おれまーいって一体何者なんでしょう？   土方久功 再話・画

~アジア・エスキモーの昔話~ タギカークの父親は、漁に出て死んでしまいました。タギカークは、お母さんと毎日昆布を食べて暮らしています。ある時海に落ちてしまったタギカークは、洞窟の中で死んだはずのお父さんに出会います。   V.グロツェル、G.スネギリョフ 再話 / 松谷さやか 訳 / 高頭祥八 画

私たちの前には「みち」があります。せまいみち、ひろいみち、いっぽんみち、わかれみち。人がいかないところにだって、みちはあります。人が通るばかりではなく、ひこうき、きしゃのみちもあります。家の中にだって、たくさんのみちがあるのですね。 五味太郎

夜行列車を知っているかな。夜も走り続けて、遠くまで行くことができる電車のことです。今はどんどん少なくなっているけどね。夜行列車にはトイレがあって、この絵本の中でもおしっこをしている少年が……。   西村繁男 さく

食文化は、その地域にある食べ物や発酵菌たちを含めた風土（まわりにある環境）がつくり出します。モンゴルの遊牧民は、水分は馬や山羊のミルク。食べ物は乳製品とお肉の発酵食品ばかり！比べると、日本はとても複雑で多様な文化がある国だなぁ。 イチンノロブ・ガンバートル 文 / バーサンスレン・ボロルマー 絵 / 津田紀子 訳