COVER STORY

祭り：庭しんぶん50号！今回の特集テーマは「祭り」です。古くから世界中で、色々な形で行われてきたお祭り。けれど、何のためにお祭りをするのでしょう。お祭りは、願いや祈りを見える形にするために行うんじゃないかって思うんです。

BOOK

おっきょちゃんとかっぱ

かっぱのお祭りにいったおっきょちゃんのお話。おっきょちゃんは、お祭りで水の外の世界のことを全部忘れてしまいます。自分が人間だっていうことさえも。毎日遊んで暮らすのですが、あることをきっかけに自分のことを思い出します。おっきょちゃんとかっぱ 長谷川摂子 文 / 降矢奈々 絵

絆の物語

モンゴルの人たちは騎馬民族と呼ばれ、馬と共に暮らしてきました。ナーダムという国をあげてのお祭りでは、馬を走らせる競技があります。お祭りって、その地域の生活や歴史が積み重なってできているんですね。 スーホの白い馬 大塚勇三 再話 / 赤羽末吉 画

ふたりのまいご

お祭りであっちゃんは迷子になってしまします。急に雨が降ってきて雨宿りをしようと神社のお社へ行くと、どーんと、雷が落ちてきました。すると、そこにはもうひとりの迷子がいたのです。おまつり（こどものとも2017年9月号）森洋子 作

自由への旅

この物語には、ねずみの奥さんと、檻の中に閉じ込められたキジバトが出てきます。自由に動き回っていたのに、突然自由を奪われてしまったキジバト。そして、自由だけれど自分の知らない広大な世界に想いを馳せるねずみ。自由って分け合うものなのかもしれません。 ねずみ女房 R・ゴッデン 作 / W・P・デュボア 画 / 石井桃子 訳

紹介書籍：リーサの庭の花まつり / クマと少年 / ねぼすけスーザのはるまつり / わにわにのおでかけ / いなりまちゆき きつねでんしゃ（2021年10月号） / えんにち / めっきらもっきら どおんどん / セシのポサダの日　クリスマスまであと九日 / 沖縄の盆踊り　七がつエイサー / カールくんのおまつり（こどものとも2004年8月号） / ウルスリのすず / 絵で読む　子どもと祭り（たくさんのふしぎ2018年7月号）

PEOPLE

世界の庭びと 49
自給自足を切り拓いた旅する庭びと “ジョン・シーモア”

自給自足って、地球で生きていくための基本的な技術のこと。彼が生きた時代は大きな変化の時代でした。多くのものが失われていった中で、彼が見たことや試したことは、今の私たちにとってとても貴重でおもしろい。

LIFESTYLE

月刊アートスクール 10
モヤモヤした灰色が染み込んで、じわじわっと広がる

アートスクールのレッスンで水墨画を描いた。真っ黒い墨で描く水墨画は、今から700年以上前に日本に伝わってきた画報なんだ。水墨画の世界は黒い墨だけで描かれているけれど、黒いだけじゃない。水で薄めるといろんな種類の灰色をつくれるんだ。その曖昧な白黒はっきりしない感じが、ぼくは、言葉に表現しにくいことを表してくれるように思う。（吉田卓也・吉田みなみ）

庭ストアの良品検索 9
肌を守り水を大切にする、びわこふきん

前号「使い捨て」特集の取材で「はかり売りとものさし トロッコ」さんで出会ったこのふきん。名前のとおり、このふきんは琵琶湖を家庭用洗剤の汚染から守るために開発されたそう。使ってみたら想像以上にいい使い心地でした。（藤田進）

アンタップトホステルのカモンコモン 7
本屋に名前をつけました

この号が出るころには、真新しいインクの匂いのする本をせっせと本棚に詰め始めているかもしれません。先日ようやく名前を決めました。「seesaw books / シーソーブックス」といいます。シーソーブックスには、大きく3つの意味を込めました。（神輝哉）

KITCHEN

太陽と土と料理人 6
フェンネル

ちょっとマニアックな食材、フェンネル。日本野菜にはない独特な爽やかな香り、シャキッとした歯ごたえ、火を入れるとほんのりとした甘みと優しい味わいが魅力です。（吉田夏織）

CHILD CARE

周さんの育児絵日記 11
新しい世界へ

今年の夏、たくさん娘と一緒に過ごした。先日、庭しんぶん編集部主催の小別沢の小さな集まりに足を運んだ。年齢も幅広いこどもたちが駆け回るその場所で、娘は「こどもたちだけの世界」を初めて体験したのである。（齋藤周）

はるよしさんにきいてみよう

Q. インターネットで誰でも何でも見られる現代。どうやって不適切な情報からこどもを守ったらよいのでしょう？（40代男性）

質問してみよう

GARDEN

#005 CHICKEN COOP
快適な鶏の住まいって？

庭ビルの屋上から小別沢の畑へ鶏たちが引っ越しました。鶏小屋は手作りすることに。鶏にとって心地よい場所をつくるべく、試行錯誤しています。（石田愛実）

PRODUCT

ボワッを、ムワッと

お祭りはぼくにとっては、大人になると遠い記憶として考えてしまう不思議なイベント。そんなボワッとした気持ちをムワッと思い出させる一枚をご紹介。（有田竜祐 / Oven Univers）『Heroin』Stephan Mathieu & Ekkehard Ehlers / Keplar

驚きの手触り 桂樹舎の和紙小物

富山県の伝統工芸品・八尾和紙をつくる桂樹舎の和紙小物をご紹介。和紙と聞くと、薄く繊細なイメージの方も多いかもしれませんが桂樹舎の和紙は水に濡れても破れないほど丈夫なんです。富山　桂樹舎の和紙小物

マナベハルミ展示会「みどりの世界」

羊毛作家マナベハルミさんの展示会を今年も開催。今回のテーマは「みどり」。緑色のさまざまな生き物（生き物ではないものも）がやってきます。カメにカエル、スイカ、蚊取り線香まで……。みどりいろの世界へようこそ！

知床の動物たちに出会う「あかしのぶこ原画展」

あかしのぶこさんの『あなほり くまさん』（福音館書店）の出版を記念して、ろばのこで原画展を開催します。知床の自然に魅せられて北海道に移りすんだあかしさんが描く動物たちは、美しい風景と共に細部まで描かれ、生き生きとしています。

ろばのこチャンネル 8
クリスマスツリー

ろばのこではクリスマスツリーのご予約を受け付けています。ドイツ・RSグローバルトレード社のクリスマスツリーはしっかりとしたつくりで、色彩のグラデーションが美しく、まるで本物のモミの木のようです。クリスマスツリー