niiiwa

身近なのに知らないことって多いです。それに気づくきっかけをくれるのが科学絵本の魅力。今回は養蜂場を通してハチミツについて教えてくれます。できたてハチミツを塗ったパンのおいしそうなこと……。（KH）   ふじわらゆみこ 文 / いせひでこ 絵

小西さんの描く食べ物は、生き生きとしていて絵本から取り出せそうです。テンポのよい言葉が心地よく、「きゅうりにたまごにマヨネーズ」でクライマックスです。おいしそうなサンドイッチの出来上がり。（KH）   小西英子 さく

何でも自分でつくってみるとわかることがたくさんあります。そして、自分がわかっていないことがもっとよくわかります。ただのレシピ本ではなく、起源や歴史まで知れるお気に入りのシリーズ。（SF）   かたおかふさこ へん / やまふくあけみ え

大きなチョコレートの池に、パンたちが入ったら、チョコレートパンの出来上がり。しばらくすると、パンじゃない何かがやってきて……。さすが長新太さん、何が起きるか全く読めません。（KH）   長新太 さく

仕事熱心なパン屋のくまさん。こういう真面目さって、こどもも持っているなぁと。このシリーズが人気なのは、そういうまっすぐな真面目さがあるからでしょう。何回読んでも、いいなぁって思います。（SF）   フィービ・ウォージントン、セルビ・ウォージントン さく・え / まさきるりこ やく

貧しい木こりのお昼ごはんは小さなパンのかけらだけ。小さな悪魔はそのパンのかけらを盗んで、木こりを困らせようと悪さをするのですが、どういうわけかほかの悪魔たちにひどく叱られてしまいます。（SF）   内田莉莎子 再話 / 堀内誠一 画

パンが膨らむのは発酵の力。小さな菌たちが働いてくれるので、ぷくぷく生地が膨らみます。いろいろな種類の菌たちがいるから、パンの味も変わる。僕たちが食べるものは、発酵の力でおいしくなったり、長い間保存ができたりする。発酵菌たちが働いてくれないと、僕たちは食べ物に困ってしまいます。膨らんだ生地の手触りは気持ちいい。そして自分でつくったパンはとーってもおいしい。僕にとっては懐かしい1冊です。 神沢利子 ぶん / 林明子 え