PEOPLE ピトシャン・ピトショを知っていますか?めんどくさがりだけど、機転のきくフランスの少年で、『ふくろにいれられたおとこのこ』(福音館書店)の主人公です。「あ、彼のこと知ってるよ!」って人もいるかもしれませんね。だって、一度出会ったらなかなか忘れられない魅力的な少年ですもの。でも、彼のことを知らない人もいるかもしれないので、ご紹介いたしましょう!ピトシャン・ピトショをめぐる冒険だます者、だまされる者まず、ピトシャン・ピトショ(Pitchin-Pitchot)という名前ですが、南フランスで話されていたオック語系の言葉で「小さい子」を意味する近い語があり、「ちっちゃな子」「ちびっこ」という響きがあるようです。その土地の面影を持った、まるでこどもたちの代表みたいな名前です。物語のはじまりはこうです。彼は少しのお金を拾います。それで何を買うか考えて、食べるのが楽ちんないちじくにしました。窓辺で食べていると、ひとつ、ぴょんと手から飛び出して、庭に落ちました。すると、それがたちまち大きな木になってたくさん実をつけました。そこへ鬼がやってくるのです。こどもを食べる鬼です。人間をやっていると、誰かに食べられるという恐怖を感じることはないでしょう。もちろん、ピトシャン・ピトショは捕まらないようにするのですが、鬼は枝に命令して、彼を袋に入れてしまうのです。「そんな方法ずるい!」って思うのですが、こういうずるいことを大人はこどもによくやっている気もします。家から連れ去られてひとりぼっち。でも、ピトシャン・ピトショは、鬼から逃れるだけではなく、しっかりと仕返しをする賢い少年なのです。(Susumu Fujita)▶︎「フランス民話 ふくろに入れられた おとこのこ」山口智子 再話 / 堀内誠一 画福音館書店 / ¥990 CHILDCARE 思い出をきれいに編み直す 子育てのヒント道ばた植物で、シールをつくろうシールが流行っているみたいですが、こんなシールはどうですか? 散歩中に見つけた草花を、透明テープではさんで「植物シール」にしてみましょう。テープで密封されるので色が変わりにくく、1カ月ほど経つと、中の植物は少しずつ乾燥していきます。おさんぽの途中で、足元をじっと見てみましょう。春には柔らかかった葉っぱが、夏にはぐんぐん背を伸ばしていたり、同じ場所に違う花が咲いていたり。季節ごとに姿を変える雑草を集めて、シール帳に貼っていくと、小さな植物図鑑のようになります。(Manami Ishida)7月に見つけやすい草花 カタバミ ノラニンジン シロツメクサ・アカツメクサ ヒメジョオン アザミ(トゲに注意!) クサフジ カラシナ HEALTH 自分だけの声 音を聞く耳 体の不思議声が変わること大人になると、どういうわけか声が変わります。「声変わり」です。その理由を解明してみよう。声は、首の前側にある喉頭という器官で生まれる。喉頭は「のどぼとけ」のあたりにあって、そこに声帯がある。声帯は左右一対のひだのような組織で、息が通ると細かくふるえる。このふるえが、声のもとになるんだ。声は、声帯の長さや厚さ、張り具合によって変わる。短く薄い声帯は高い音、長く厚い声帯は低い音が出るというふうにね。(Susumu Fujita) ...
View product →