庭には毎年春がきます。春の庭には、春の仕事があります。季節ごとの生き物との関わりがあり、自分たちが食べるものや、着るものは、自然との営みから生み出されます。季節の巡りと自分たちの生活はしっかりと結びついています。この庭的な営みが不十分だと、僕たちは不安になり、迷ってしまいます。自分が何をしているのか、何のためにしているのか、疑問に感じてしまうのです。自分の命を支える営みを疎かにしてまでやらなくていけないことは少ないほうがいい。季節ごとになすべきことってありますか?
アリス&マーティン・プロベンセン さく / きしだえりこ 訳
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