COVER STORY

手：君は手を何に使う？君の手は何が好き？

BOOK

柚木沙弥郎

『魔法のことば』に出会った時から、

柚木さんの絵本を見ると、

つい手を出してしまいます。

絵本作家というか、染色家というか、

民藝を生き通した人だと思ってます。

会ったことはないのですが……。

民藝は、手仕事から生まれる、

民衆の生活文化のことです。

日本は、手仕事の国なのです。

魔法のことば / せんねんまんねん / つきよのおんがくかい / そしたら そしたら / トコとグーグーとキキ / てんきよほう かぞえうた / 雉女房 / 雨ニモマケズ / ぎったんこ ばったんこ / おいっちに おいっちに / たかいたかい / おふねが ぎっちらこ / えーん えんえん  

PEOPLE

世界の庭びと76　甲斐信枝
絵を描き、植物と会話する庭びと

甲斐さんの代表作の『雑草のくらしーあき地の五年間ー』（福音館書店）のように、植物たちの声が聞こえるほど、じっくりと草花と向き合うのってそうできることじゃない。その膨大で濃密な時間を、こどもたちに向けて絵本にしてくれた功績はとっても大きいと思う。（藤田進）

NATURE

木の気持ちわかるかな？ 4
君がいる場所

「一所懸命」とは、命をかけるほど真剣に物事に取り組むことをいいます。昔、武士が一カ所の領地を命懸けで守ったことが語源ですが、最近では頑張って何かをするという意味が強くなり 「一生懸命」が使われているそうです。今回は「一所懸命」な木のお話です。（崎川哲一）

LIFESTYLE

こどもと本に囲まれて 13冊目
2023年もいい出会いがありました！

今回は年度末ということで、2023年に新しく出版された本の中からタイトルに惹かれて読んだら予想以上におもしろく、はまってしまった2シリーズを紹介したいと思います。（川上稚草）

TRAVEL

いとジュニの今月のタンザニア 14
量れない収穫

10月の下旬に種を植えたトウモロコシの収穫が終わった。「1エーカーの畑ならトラックを満載にできる」と聞いていたが、ネズミ、サル、イノシシ、病気による害を激しく受け、収穫前にトウモロコシがまともに実っていたのは自分の畑のほんの一部だけだった。（いとジュニ）

TOY

おもちゃの研究所　2
近未来的なおもちゃ

僕がグラパットに出会ったのは、2017年のニュルンベルク国際玩具見本市。小さなブースで、繊細というよりは、ぼてっとしたフォルムの人形を並べていて、「これ何？」と尋ねたのが最初。（藤田進）

CHILD CARE

ゆかいな三にんぐみ
day 903　世界を共有する喜び

冬休みに、防災グッズの点検ついでに室内にテントを張りました。なんでも、あるだけじゃなくて使ってみないとね。（藤田進）

はるよしさんにきいてみよう

Q. 友人が出産しました。性別にしばられないものをお祝いにあげたいのですが、何がいいでしょうか？（30代女性）

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PRODUCT

印刷から製本まで手作業で

皆さんは最近何か手作業をしましたか？ 手間も時間もかかるし、仕上がりも不ぞろいだったりしますが、何か大事なことに気がつくチャンス！ さて、今回は私が印刷から製本まで手作業でつくった本をピックアップ。ニューヨークの画家Nate Plotkin（ネイト・プロトキン）による油絵を基にリソグラフで印刷。KARATE MAN　24pages / 25cm×18.5cm　Nate Plotkin x OVEN UNIVERSE（有田竜祐 / Oven Universe）