自分だけみんなと違うと思ったら、恥ずかしかったり、不安になる人も多いかもしれませんね。でもしろちゃんは、最後にはその違う部分が大好きになりました。さて、どうしてでしょう？   森佐智子 文 / MAYA MAXX 絵

きくちちき

片山健

優しさにあふれた絵本だと思いました。ないものについ目がいってしまうけど、あるものを見る力ってとても大事です。私はトンちゃんが大好きになりました。たくさんの人に、出会ってほしいねこです。   MAYA  MAXX さく

アルフレッド・スメードベルイ さく / ひしきあきらこ やく / たるいしまこ え

オオカミは肉食動物です。ですから、ほかの動物を捕まえて食べないと生きていけません。でもこのオオカミはとても足が遅いのです。だから、まるまると太った豚でも捕まえることができません。これでは死んでしまいます。そこでオオカミは、キツネ博士から「ぶたのたね」を手に入れます。そう、豚が実る植物の種です。植物に豚が実るってものすごい大発明です。これならさすがに、どんなに足が遅くても豚にありつけるはずです。さてさて?! 佐々木マキ

指先にのるくらい小さな種。そこから芽が出て、どんどん大きくなっていきます。雨が降っても、風が吹いても、どんどこどんどこ伸びていきます。くじけそうになることも、逃げ出したくなることもあるかもしれません。でも、地面にしっかり根を張って、どんどこどんどこ空に向かって伸びていくのです。やがて大きな花を咲かせます。そしてたくさんの種をつくるのです。たった一粒の種からでも、こんなにもたくさんの種を生み出すことができるのです。 和歌山静子 作

食べるのにも困ってどうしようもなくなり、大切な牛を手放すことに……。ところがどっこい、その牛を豆つぶと交換してしまったジャックを不思議な世界へと導くのでした。 ジョン・シェリー 再話・絵 / おびかゆうこ 訳