強欲で、みんなから嫌われているスクルージおじさん。クリスマス・イブの夜、彼の前に3人のクリスマスの幽霊が現れます。幽霊たちに連れられて、スクルージは過去、現在、未来を見ます。スクルージはどうなったと思いますか?
数あるクリスマスのお話の中でも名作中の名作。読み終わったあとに温かい満足感に包まれるのですが、同時にこのお話、すごく怖いなぁ……とも思います。誰もがスクルージになってしまう可能性があるなぁと……。けれど、そうなってしまったとしても、彼のように変わることもできると信じたいと思います。クリスマスが近づくと読み返したくなる1冊です。特にこの愛蔵版は、青いケースに布張りの白い装丁が美しく、手元にあるだけでうれしくなります(笑)。
チャールズ・ディケンズ 作 / 脇明子 訳
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