フプの森がつくる北海道モミのエッセンシャルオイル

森の木を最大限使えるように。

シュッとひとふきすると、ふわ~っとやさしい香りが漂う。「フプの森」がつくる北海道モミエッセンシャルオイルを使ったアロマミストは、リラックスしたい時に手軽に使えます。フプの森があるのは、道北に位置する下川町。東京23区と同じくらいの大きさで、そのほとんどが森林です。フプの森はこの町で、間伐などの伐採作業時に置き捨てられるトドマツの枝葉を有効利用すべく、エッセンシャルオイルや芳香蒸留水などを製造しています。開拓時代から林業が盛んで、当時は天然林から木材を切り出していましたが、台風の被害で森林の3分の1が倒木してしまったことから植えて育てる林業へと転換しました。しかしその後、再び自然災害により多くの木が倒れ事後処理に追われることになったことから、木材用の木を育てるだけでなく、倒れてしまった木も有効利用しようと炭作りを始めます。ほかにも細い木を削って土木資材としたり、削った木屑は粉炭にして融雪剤として使用したり、森の木を使い切るゼロエミッションを実行していきました。その事業の一環として伐採した木の枝葉を使って作られたのが、北海道モミエッセンシャルオイルです。


先日、下川町の伐採現場をフプの森の田邊さんに案内していただきました。雨上がりの森はしっとりとしていて、足場はぬかるんでいるし、枝葉は水をしっかりと吸っていて重たく、なんて力のいる作業なんだろうと思いました。しかし田邊さんたちは「森林浴をしながら力仕事をしているので、おかげで不眠知らずです」と笑顔。お子さんを「もみちゃん」と名付けるほどモミの木が大好きな田邊さんにトドマツの見分け方やいい香りのするマツヤニの採取方法を教えていただいたら、私もすっかりトドマツに魅了されてしまいました。「フプ」とはアイヌの言葉でトドマツのこと。スッキリと爽やかなトドマツの香りとともに、北海道の森の恵みを感じてください。


フプの森がつくる北海道モミのエッセンシャルオイル
11月4日(月祝)ー30日(土)

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