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~フィリピン民話~ 卵を温めていたうずらの夫婦が、少し目を離したすきに、馬に卵を踏まれてしまいます。夫婦は、どうして卵を踏んだのかと馬に尋ねます。そして、その大元の理由を突き止めようとたどっていくと……。   小野かおる 再話・画

~韓国・朝鮮の昔話~ 踊りが大好きな虎のお話なのですが、踊りが好きすぎて、周りから仲間外れにされてしまいます。おどりトラは、それでも自分の好きな踊りをやめずに、ついには不思議な力を持つようになったのです。   金森襄作 再話 / チョン・スクヒャン 画

~インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より~ 古代インドに伝わる長い物語「ラーマーヤナ」。古代の言葉サンスクリット語で書かれたヒンドゥー教の聖典でもあります。よくわからないのですが、なぜか心に残るのです。たくさんの神様が出てくる物語です。   Ａ・ラマチャンドラン さく・え / 松居直 やく

~アマゾンのいものはじまり~ ある村に女の子が生まれました。真っ白で、みんなとは違うマニという女の子です。マニはみるみる成長しましたが、たった1年で死んでしまいました。でもマニは、お母さんの夢にいくども出てくるのです。   稲村哲也 再話 / アントニオ・ポテイロ 絵

~アジア・エスキモーの昔話~ タギカークの父親は、漁に出て死んでしまいました。タギカークは、お母さんと毎日昆布を食べて暮らしています。ある時海に落ちてしまったタギカークは、洞窟の中で死んだはずのお父さんに出会います。   V.グロツェル、G.スネギリョフ 再話 / 松谷さやか 訳 / 高頭祥八 画

~サトワヌ島民話~ サトワヌ島で7年間暮らしたことのある民俗学者・土方久功氏による再話。民俗学者がこどものために、小さな島に伝わるお話を絵本にしてくれるなんて最高！ それにしても、おれまーいって一体何者なんでしょう？   土方久功 再話・画

~ウクライナの昔話~ ウクライナの暮らしぶりが美しい絵で描かれていて、僕は見ているだけでうっとりしてしまいます。命を助けられたかもが、人の姿になって恩返しをするのです。何かの話と似ていますよね。さてさて……。   オリガ・ヤクトーヴィチ 再話・絵 / 松谷さやか 訳

~パプアニューギニアの昔話~ 人間は、いつから火を使うことができるようになったのでしょう？ この物語では、動物たちの助けを借りて、魔女から火を盗んだことになっています。かつては火は、魔法の力だったのかもしれません。   大塚勇三 再話 / 渡辺章人 画